マラドーナ2世?メッシ

ohsugamf102006-06-16

今日のセルビア・モンテネグロ戦で途中交代で出場してきたメッシ、いきなりゴールを決めた。
若手が台頭してくると、アルゼンチンの人々は、かつての英雄「ディエゴ・マラドーナ」と比較したがる癖があるようだ。これまで、数多くの若い選手が、「マラドーナ2世現る!」といわれてきたものの、それは幻想だったことがほとんど。少なくともマラドーナと同等くらいの人気・実力を備えた選手は、マラドーナ以降、アルゼンチンからは出ていない。

メッシは、現在のアルゼンチン人期待の星である。確かに、バルセロナで活躍する彼のプレーは、人々を魅了する。ボールを持ったら何かしてくれる、見てる人々をドキドキさせてくれる希有の選手であるけれど、まだ18歳。過度なプレッシャーを与えすぎてもいけないと思う。これからの選手であり、暖かい目で見守ってほしい。怪我が完治してなさそうなのが気がかりではあるが、大舞台での彼の創造性溢れるプレーをもっとみたい。


あと、メッシに負けず劣らず若くて上手い選手が今回のW杯では多い。ポルトガルのC.ロナウド、オランダのロッペン、スペインのF.トーレス。あとは、骨折明けのイングランドルーニー。いずれも20〜22歳の選手。スピードがあって、1対1で相手を抜ける選手ばかり。かつ決定力も折り紙付きで、一人でも試合を決めてしまう選手たちでもある。こんな選手が前線にいると、チームにとっては非常に心強い。見てるほうも面白いし。

日本に、こんな選手がいたら、決定力不足とか、FW陣の拙攻なんて議論起こらなかっただろうに…