今日の早朝に行われた試合、日本対ブラジル戦は、結局１−４で負けてしまい、勝ち点１のグループ最下位に沈んでしまった。
玉田が先制点を取り、チーム全体に勢いが出始めたかと思ったところ、前半ロスタイムに太ってしまったロナウドにあっさり同点弾を打ち込まれる。これで、気持ちが冷めてしまったのか、後半見せ場も無く、ブラジルのスペクタクルなサッカーにコテンパンに撃沈されてしまった。
終了後、ヒデこと中田英寿はピッチに倒れこみ、そのまま動かず。ＴＶ越しに顔を見てみると、目が真っ赤になっていた。大会前から気持ちが一番入っていたのはヒデであり、事あることに日本代表に意見を述べていたが、結果、メンバーには届かなかった感じがする。日本が行った３試合通じて、プレーに必死さや気迫が入っていたのが、ヒデと川口ぐらいで、他の選手には申し訳ないが、それが感じなれなかった（特に攻撃陣）。もう一つ言うと、チーム全体にも一体感というか連帯感も感じられなかった。ヒデ擁護派じゃないけど、そんな状態じゃ、勝てないのは明らか。
彼の流した涙の理由は分からない。チームを勝たせられなかった悔しさなのか、自分自身に対する歯痒さなのかも分からない。
ただ、日本サッカー史上最強と言われるメンバーで臨み、勝ち点１しか挙げられなかった事実は、オレを含め日本代表を応援していた人らにとっても、涙もんである。もともと１次予選突破も難しいと思っていましたが、目の前に突きつけられた現実を受け止めた今、選手同様、立ち直るのに時間が掛かりそうです…
