サッカー観戦記 VSオランダ戦

W杯本番まであと1年を切り、現状のチーム力を図る上ではもってこいの相手、オランダとアウエーで対戦。はるかレベル上の相手に日本のサッカーが通じるかどうか、そこがこの試合の焦点のように思われます。


しかしながら、結果は3−0で惨敗。スコア以上に圧倒されたような気がします。


前半はプレスも効いてて、決定機は見出せないものの、中盤を支配していた。が、後半になって日本の運動量がガクンと落ち、攻撃と守備のバランスが崩れるやいなや、オランダに試合を支配されていく。立て続けにゴールを決められ意気消沈。攻撃も中盤を支配されているので守備に回ることが多くなり、ボールを奪って攻撃に移るも運動量が落ちていて周りのサポートもない。交代で出てきた本田もチームにフィットせずじまい。


試合後、監督である岡田氏は、「プレスは試合途中まで効いていた。これを90分し続けるようにしなければならない」と言ってましたが、あのプレスを90分し続けられるチームは世界中どこにもないぞ。バルサだって、マンUだってプレスは強烈だけど、メリハリつけけてるよ。ただ走るだけでなくて、ルーズボールを競ったり、相手に接触する訳で、根本的な体力(体幹力)がない日本代表はそこで体力削られますし…90分プレス出来ることは理想論で、結果は出来てないし、あと1年で劇的に体力がアップするとも思えないし、もっとメリハリつけましょう。



あとは、相手ゴール前での点を取るという意思が感じられないな。チームにパサーが多いせいか、パスは繋がっても、ゴールへ向う点取り屋がいないのよね〜今に始まった訳じゃないけどさ。だったらミドルシュート打てばいいんだけど、打っても枠に行かないシュートを何本打っても相手の脅威にはならないわ。



この試合を見る限り何の改善もしてこなかったのでは?と思ってしまう。ベスト4とか言う前に、今のままでは予選リーグで1勝すら出来んと思うのだが…