サッカー日韓戦観戦記

札幌で行われた日韓戦、日本が終始圧倒し3−0の勝利を収めました。


点差が開いてからやや集中力が欠け、簡単にクロスを上げられシュートまで行かれる場面があったものの、全体的に好守のバランスが良く、韓国に何もさせてなかった印象が強い。ザック就任後より明らかに組織力は上がっているし、個々の能力も上がっているかと。以前からの選手はもちろん、香川はケガから完全復活したようだし、清武は十分戦力として計算できるわ。


しかしながらここで圧勝したからといってW杯3次予選も楽勝かと言われるとそれは違う。簡単に勝たせてくれない。引いた相手をどうやってこじ開けるか、また今日の試合で見えた反省点を修正していかないと。少なくとも過去予選を戦ってきた選手やスタッフは十分理解していると思うけど。


あと、代わりがいない選手、遠藤のバックアップを誰がするんだろ。間違いなくチームの中心は遠藤です。香川でも本田でもありません。試合全体をコントロール出来る数少ない貴重な選手であろうから、相手チームの立場になれば遠藤を潰しにくることは容易に想像できるのでね。ケガ等何かしらのアクシデントがあった場合、今日の選手で代わりはいないんだよな〜。じゃ誰よというと、近い人はいるけれど、コンスタントに活躍出来る選手じゃないのが難点なんだよな〜。



ちなみに日韓戦での3点差勝利は37年振りとのことで、オレはまだ生まれてない…人生初のシーンを今日見たんだな。ただ、相手の韓国にやる気が全く見えなかったのは残念だね。以前やったらどんな調子悪くても日本には負けないという意思・気力が見えて、それを受け止めて倒すことに意義があると思われ…