名勝負か否か

ボクシングの世紀の一戦として全世界の注目の的となった、ボクシングのWBC、WBA、WBOの3団体統一世界ウエルター級タイトルマッチ、フロイド・メイウェザーVSマニー・パッキャオの一戦が、アメリカのラスベガスで行われ、メイウェザーが3−0の判定でパッキャオを下した。でもって、当試合後のメイウェザーの戦績は48戦48勝(26KO)、パッキャオは65戦57勝(38KO)6敗2分けとなった。


まあ、戦前の予想通りの結果となったような気がします。


攻めるパッキャオに鉄壁の防御で何もさせないメイウェザー。適所にカウンターを当てポイントを稼いでくメイウェザーの試合スタイルは面白みが無いと言われてますが、仮に打ち合って負けたら何も残らないし、勝つために最善の方法で12ラウンドを遂行したメイウェザーの強さは凄いの一言に尽きると思います。見てる人は打ち合いを望むだろうが、メイウェザーはリスクを背負って攻める程追い込まれてなかったしね。


この一戦がボクシング界に名勝負として語り継がれるかどうかは分かりません。ただ、2人で2〜3百億という巨額なファイトマネーが動き、ボクシングに興味がない人も巻き込み、PPVで何百万人もの人がリアルタイムで観戦し、結果としてボクシングに物凄いスポットライトを浴びさせたという点においては、後世に残っていくんだろうね。