どうなるロシア?

ドーピング問題で世界のスポーツ界を賑わせているロシアのリオ五輪出場可否について、国際オリンピック委員会(IOC)は緊急理事会を開いた結果、全面除外を止めて、各競技を統括する国際連盟(IF)に判断を委ねたものの、参加にあたっての条件を付けると発表。その条件は以下のとおり。

・IOCは各国際競技団体(IF)に十分な証拠を提出した選手のみ、リオ五輪へのエントリーを認める。
・ロシア・オリンピック委員会が過去にドーピング違反で制裁を受けた選手をリオ五輪へエントリーすることは認めない。制裁を終えた選手も認めない。
・IFは信頼できるロシア国外のドーピング検査のみを考慮し、各選手の検査歴を調査する。
・IFは世界反ドーピング機関(WADA)が今月18日に公表した調査報告書に記載された違反について、選手名の情報をWADAに求める。
・IOCにエントリーが認められたロシア選手は、IFとWADAが協力して行う、追加の競技会外検査の対象となる可能性がある。


IOC会長は、「国全体の責任か個人の正義かの判断でバランスを重視した」とのコメントを発しているが、五輪はIOCのイベントなのに、出場判断をIFに押し付けるってのもね〜完全に丸投げじゃん。ただ、国際問題や訴訟問題に発展したりスポンサーへの対応等を考えたとすれば致し方ないのかなとも思います。


で、丸投げされたIFは時間の無い中でちゃんと判断できるんか?結局NoっていうIFはあんまりなさそうな気もするが・・・