日本スケート連盟って

お粗末すぎやしませんか?

男子フィギィアで採点を間違えて発表してしまい、当初は織田が1位、高橋が2位だったのが、高橋1位の織田2位になってしまった。

原因は、採点するソフトウエアが古くて新しい採点方式に対応してなかったみたいだが、それにしてもアホかと思ってしまう。選手は全然関係ないし、とばっちり食ってるだけやん。

このような形で1位が決まってしまったことは、お互いにとって後味悪いだろうし、優勝して大喜びした後に実は…なんて残酷すぎるぞ。ましてやトリノ五輪が掛かっていた訳だしね。一生懸命トライして得た結果だと思っていた織田の心中は察して有り余る。

大げさに言えばその選手の一生が懸かっている試合、こんなことで台無しにして欲しくないな。次回こそはキチンとしましょう。

あと、浅田真央の問題。女子フィギィアが人気になってしまい、選手がアイドル化してしまった弊害もあるけれど、対応がお粗末だぞ。

15歳の彼女(9月25日生まれ)が、年齢資格(前年の7月1日の前日までに15歳になっていること)に抑えられて、トリノ五輪の参加(挑戦)資格を得られなかった。それを多数の人が「特例」で出場をとか、可愛そうだとか言っているがその前にルールってもんがあるでしょうが!
 
「特例」なんてしたらルールの意味がなくなると思いませんか?若年層(ジュニア)での行きすぎた強化や重圧、期待や金といった要素を抑制しなければならないという、過去の苦い体験から生み出された背景があり、ルールを曲げてまでやったら「スポーツマン精神」なるものに背いてやしませんか。ましては当の本人はそれを望んでないと思うよ。訳の分からん周りの大人が騒いでいるだけのような気がするが、少なくともトリノ出たら利用したろって思っている人には惑わさせないで欲しい。

「こういった背景があり、ルールの重要性は認識している。また則るのがスポーツマンである!」ってハッキリ言えばよかったのに。打診はしたけれど…とかいうからややこしくなんねん。

これは企業の広報活動にも十分参考になると思う。対応一つで印象ってもんは大きく変わるのにさ。明らかに失敗例であろう。