久しぶりにサッカー観戦記を。忌まわしいＷ杯以来かな。
昨日、イエメン代表とアジアカップ予選を戦って、圧倒的にゲームを支配するも、後半ロスタイムに我那覇（川崎Ｆ）がゴールを決め１−０で勝った。
標高２３００ｍとおよそ日本国内では考えられない気候の中で、勝利という結果を出したことは評価できるが、内容はお粗末杉。引いて守る相手だったから、確かに攻め手は限られる。流れからの攻撃は相手ゴール前で、ほとんどが寸断されることは分かりきっている。と、いうことは、数少ないチャンスを確実にモノにするか、あるいは、ロングボールからのこぼれ球を狙うか、セットプレーしかないと思われる。
試合全般を見ていて感じられるのが、フィニッシュは相変わらず…これは今に始まったことではなく、キング・カズ以降の日本サッカー界に言えることだが、すぐに解消されることはないだろう。気長に待つしかないのだが、それでは世界を相手に勝負できない。シェフチェンコもしくはアンリぐらいのＦＷが突然変異で出ないかね。
また、後ろからのフィード、コーナーキックのボールの精度が悪すぎて話しにならない。フィードは荒れたピッチに足を取られるからまだしも、コーナーぐらいはキッチリやりましょう。中村俊輔が入ればと思うけど、走れないイメージがあるからな〜。オシムに認められるにはそこを変えないと呼ばれないような気が。欧州ＣＬでのバリ活躍にでも期待するか。
オシムジャパンは始まったばかり。４年後を見据えての選手の選出、起用が当然頭の中にあるんだろうが、過去の日本代表と比較すると、どうも弱いイメージが拭いきれない。核となる選手がいないから余計にそう思うのかも。中田ヒデ、小野シンジ、中村シュンスケ、稲本ジュンイチの黄金カルテットと言われれたころが懐かしい。あのころはワクワクしながら見てたけど、今のメンバーじゃワクワクしないもんな。今起用されている誰かが確変することを祈る。
あと、試合が行われたピッチは国際Ａマッチが出来るような代物じゃない。あれは酷い。選手がかわいそうだし、そもそも国を代表して使用するわけなんやから、きっちり整備せい！サッカーや日本をなめんなよ、ゴルァ！
