ちっさいことなんですが。

数日前にちらっと書きましたが、都市対抗野球でベスト4まで残った、我が実家がある市のチーム、TDK(にかほ市)が社会人野球の最高峰といわれる第77回都市対抗野球で優勝した。過去8回出場しているのだが、いずれも初戦敗退だったのに、今大会で初勝利を飾ったかと思いきや、あれよあれよという間に決勝まで進出。決勝では、日産自動車横須賀市)を4−3で破った。


TDKの企業城下町である我が故郷のにかほ市、その工場が市のあちこちにあって、親父もこの会社に勤めている。(おかんと祖母も以前、勤めていたらしい。)その一つの工場が実家の隣にあり、親類や知人、はたまた幼馴染も多数この会社や関係会社に勤めている。そんな環境下で育ってきたから、TDKには非常に愛着ある。実際、CDやMD、DVDもTDKしか買わんし。そんなことから今回の優勝は嬉しいの一言。人口3万人もいない市が何10万、何100万といる大都市のチームを破っての優勝は、田舎者にしか分からんであろう、なんともいえない爽快感もある。


ただ、「非常に嬉しい」ではないのが、合併してにかほ市になってしまったから。合併する前の仁賀保(にかほ)町だったら非常に嬉しかったと思う(実際、過去8回の出場は、仁賀保町で出場してます。)。小さいこだわりだけど、オレは自分の生まれ育った仁賀保町が好きで、仁賀保町出身ということに誇りを持っている。だから「にかほ市」といわれると何となく違和感があるんです。自分の生まれた町が消えてしまったような気がしてね。ただ、自分の生まれたところには変わりはないんだけど…う〜ん、悩ましい。


変な考えやねって言われれば、確かに変な考えだと思うですが、やっぱり変ですかね〜