ウオッカに酔いしれる

ohsugamf102007-05-27

第74回東京優駿日本ダービー)は、11年ぶりに牝馬の参戦があり、64年ぶりにその牝馬が優勝した。


その名は「ウォッカ」(→正しくは「ウオッカ」でした。mt-blueさんよりご指摘)


レース自体は横綱相撲。アサクサキングスが作ったペースにも動じることなく、また、出遅れたヴィクトリーが向こう正面で掛かって先頭集団に躍り出た際も全然動じない(フサイチホウオーはこの際に掛かり気味についていってしまったが)し、4コーナーを回ってからの手応えが抜群で、かつ上がり33.0で来られたら、他の馬はなす術もないわ。逃げたアサクサキングスが2着に来たわけだから、それを差し切ってかつ3馬身差をつけての勝利に疑問の余地はないだろう。強いの一言に尽きる。今後、どういった成長曲線を描いていくのか分かりませんが、現時点ではこの世代のNo.1であることには違いない。


ダビスタでは、よく牝馬日本ダービー勝利ってやってましたが、まさか現実社会で起きるとはね。次走は海外G1レース出走の話もでてますが、勝ち負けは別にして、ディープ以後夢を見させてくれる競走馬が出たことは、競馬サークル全体で見ると明るい話題。まずは順調に夏を越してくれることを祈ります。「無事是名馬」ですから。