菅内閣に対する不信任決議案は２日午後、衆院本会議で採決され、賛成１５２、反対２９３（投票総数４４５、過半数２２３）で否決された。
震災の復興が一向に進まないのは菅にリーダーシップが全くないからという理由で、小沢系民主党議員や野党からの辞任圧力が強くて、党分裂も辞さないと意気揚々で昨日までは賛成票を投じる小沢系民主党議員が多いと報道があったけど、蓋をあけて見れば賛成票を投じたのは松木謙公と横粂勝仁のみで、小沢に至っては棄権という有様。
で、なぜそうなったかというと、菅が放った「大震災に取り組むことが一定のめどがついた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいきたい」の一言。これで菅辞任ということになり、だったら党分裂まではいいかとなったみたい。
しかしながら、一定のめどっていつ？となった時に菅は全く提示していないのよね〜。鳩山が騙された〜って怒っていたけど、あんたは一旦議員辞めるといいながらも、全然辞めてね〜じゃん。あんたが言うなって思う国民が多いけど、実際菅に辞めて欲しい国民も多いわけで。どっちもどっちだなって感じだな。
また、菅の代わりに誰がというと誰もいない…
一体どうなるんでしょうな、この国は。目指す方向が分からんし、政権奪取した時の期待感を返せ。
