モハメド・アリ死去

ボクシング界のスーパースターである、モハメド・アリが74歳の生涯に幕を閉じた。


現役当時の戦いは生で見たことないが、1960年にローマオリンピックで金メダルを取り、同年にプロへ転向。ヘビー級でありながら、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という言葉に代表されるように、フットワークが華麗で、その後のヘビー級ボクシングのスタイルなり概念も変えてしまった。キンシャサの奇跡と言われる、ジョージ・フォアマンとの一線も語り草。


でもって、アリを更に有名したのが、1976年6月26日に日本で行われた猪木との異種格闘技戦。寝る猪木と立つアリの戦いはほとんど噛み合うことなく終了し、終わった当時は世紀の茶番なんて言われてたっぽいが、ルール決定までの経緯を知れば、少なくともルールに関しては珍しく?猪木側に非はないかな〜と思います。猪木は別にどっちが勝とうが負けようが関係なく、アリを使って異種格闘技戦で自身をプロモしただけなような気もするが・・・結果として猪木は有名になったし、猪木の思惑通りだったんじゃないの。



引退後にパーキンソン病を患い、表舞台に出ることは徐々に無くなったものの、アトランタ五輪での聖火点灯での姿がとても印象深かった。


格闘技好きなもんで、やっぱりアリのボクシングを生で見たかったな〜合掌。