ひふみん引退へ

将棋界のレジェンドであろう、加藤一二三(77)九段の今期限りでの現役引退が決定。


将棋界には、自ら引退を決断しなくとも成績低迷により引退を余儀なくされる規定がある。名人を目指す棋戦「順位戦」の最下級であるC級2組に在籍する棋士は、リーグの年間成績下位に付けられる降級点を3度取ると、順位戦参加資格のないフリークラスに降級する。降級後にフリークラスに在籍する資格は60歳までと規定されており、既に77歳の加藤九段には資格がない。


そんでもって、順位戦C級2組で竹内雄悟四段(29)が佐藤慎一五段(34)に勝利し、現在1勝7敗の加藤九段に3度目の降級点が付くことが決まり引退となってしまった。


引退したからといって、ひふみんの経歴が色褪せることはないけど、名物棋士が現役でなくなるってのもちと淋しい。