なまはげ

ohsugamf102005-11-30

今日は会社の同じ部の先輩YKさんと後輩SM君と来月やる忘年会の下見を兼ねて、六本木にある「AKITA DINING なまはげ 六本木店」に行ってきた。

秋田出身であるオレにとって、郷土料理を都内で食べるのは初めてで、楽しみにしていたんですが、美味しかった。店の雰囲気もGood!で、名物であるきりたんぽ鍋、比内鶏に舌鼓を打ち、くだならい話をして時間が過ぎていった。

そんな中、「なまはげショ〜」なるものが始まった。これも名物?「なまはげ」が出てきて、秋田弁で「泣く子はいねが〜、悪い子はいねが〜」(通訳すると、泣く子はいないか〜、悪い子はいないか〜)と各テーブルを徘徊し、悪い子がいると、偽包丁で刺すという至ってシンプルなものですが、これがなかなか面白い。しっかりと先輩を差し出して刺してもらいました。

そういや小さい頃(確か幼稚園児)になまはげが来て、同じことやられたっけ。あの時は怖くて泣いておかんの近くから離れなかったな。そんな自分がいたとは、今となっては想像つきませんがね。

郷土の懐かしさを感じられた空間で、非常に居心地のいい時間を過ごさせてもらった。たまには実家でも帰ってみようかな〜

また、忘年会の予約をしようと店員に聞くも、別の予約が入ってて無理とのこと…残念。プライベートで使わせていただきます。


なまはげとは…
秋田県男鹿地方で最も親しまれてきている「なまはげ」は、異様な姿かたちをしており、男鹿地方での方言「ナモミ」(手足につく火形、火班のこと)からきている。「ナモミ」が冬の囲炉裏端(いろりばた)で長く暖ばかりとっているためにつくことから、火暖をとってばかりいる怠け心の象徴として、「ナモミ」を剥ぐといってきたもので、それが「ナモミ剥ぎ」、「なまはげ」となったとされる。なまはげの語源からは、年の初めに怠け者を懲らしめたり訓戒をするために、最も威圧的な姿に託してきたと考えられる。それでも、他のなまはげ類似習俗の名称が必ずしも一定しているわけではないから、ナモミ剥ぎの語源説は男鹿周辺においての意味付けとすることができるようである。