ヅラボクサー

ohsugamf102005-12-14

その昔、「イカレスラー」という映画があったけど…

関係ない話は置いといて、笑撃のニュースが飛び込んできた。

ボクシングの試合で、使用していたヅラが試合途中にずれまくり、最後にリング上でカミングアウトしたとのこと。相手のパンチを貰うたびにヒラリヒラリと浮き上がり、見かねたトレーナーがヅラを取り外したんだってさ。結局、失うものがなくなった彼は、怒り?のTKO勝ちをした…

ボクシングの名言の中に「蝶のように舞い、蜂のように刺す」(モハメド・アリ)があるんだけど、これを地でいったボクサーって最近いないよね。言葉の意味はすごく違うんだが。ちなみに彼の名は小口雅之(28)

勝敗はさておき、戦った相手の心境ってどうだったんだろう。「オレ、人としてアカンことしてるわ」とか「勝負に情けは無用」とか思ったんかな〜。ずれてる瞬間とかって笑けてしょうがなかったんやろか。でも真剣勝負の最中にそんなんされたら気萎えるわ。これが心理作戦やったら、それはそれですごいけど。

このようなことが、過去の歴史上あったら、果たして今の日本は変わってたんやろか。例えば、戦国時代に織田信長股間にガチョウをあしらったレオタード(志村けんを思い出してください…)で、本能寺の変とかやってたら…間違いなく殺されてるわな。どっちにしても変わらないっか。

相手がオレやったら負けてもいいからボクサー打たずにヅラ打つな。その方がお客さん盛り上がるでしょ。試合に負けて勝負に勝った心境って、まさにこのことを言うんだろう…