ドイツ3位

戦前の予想を覆し、ドイツが3位になってしまった。

ドイツというチームを興味無く見ていたので、何が良かったのか分からないんやけど、W杯前に、柳沢・高原の日本FW陣ごときにズタズタにされたDF陣のバランスと連携が、本番になってうまく修正されたいたのが大きいか。それによって攻撃にもリズムが生まれ、ポボルスキーとクローゼのアグレッシブな攻撃に繋がったとみる。サイドアタックも効果的だったしね。後は開催国ということで、常にホーム状態で戦えたことやベスト8まで相手にも比較的恵まれていた事もあるだろう。

ドイツは日本戦後、試合後毎に調子を上げていった感があるが、片や日本はドイツ戦がピークだったかも…アホか。

3位決定戦では、前回のW杯でMVPを獲得したカーンがレギュラーで出ていた。今大会はレーマンの控えという立場でコンディション・モティベーション・ゲーム勘の維持が大変だったのに、実に威風堂々と試合に臨んでいた。特に相手・ポルトガルの最初の決定機でもあった、パウレタとの1対1の場面でも、コースを冷静に読みきっていた。この時間帯、ゲームの流れがややポルトガルに傾いていたので、これが決まっていたら、どうなっていたか分からない。それを断ち切り、自陣に流れを持ってくるんだから大したもんや。やっぱり並みの選手ぢゃないね。

3決も終わり、残すは決勝戦のみ。フランスの将軍ジダンのラストダンスにもなるし、1ヶ月にも渡る世界最大のお祭りが幕を閉じる。やっと睡眠不足から解消されるけど、何となく悲しい気分になる。また4年間待たなアカンと思うとちょっとね…