相変わらずの勝負弱さ

浦和レッズ鹿島アントラーズのよる、今年度のJリーグチャンピオンを決める戦いは、鹿島(年間3位の勝ち点59)が2−1で浦和(年間1位の勝ち点74)に勝利して2戦合計2―2となるも、アウェーゴール差で鹿島が2009年以来7年ぶりJ最多8度目の優勝を決めた。


浦和にとってはまたしても悪夢が襲ったとしか言いようがないわな。開始早々に浦和が1点取ったけど、その後は失点を抑えつつ2点以上獲らないと優勝に手が届かない鹿島に主導権を握られる。前半40分に金崎ヘッドで押し込まれて同点となり、後半34分に金崎がPKを決めて逆転成功。そのまま逃げ切った。


相変わらずの勝負強さと相変わらずの勝負弱さ・・・まさに伝統芸で、歴史は繰り返すということで。


年間勝ち点で15も差を付けられたチームが年間王者になっていいの?っていう意見もありますが、決まったルールなので今更文句を言ってもしょうがない。ルールに基いて勝ったチームが優勝やねんから。ただ、試合後のコメントを見ると負けた浦和はもちろん、勝った鹿島の選手ですら、当該ルールに疑問符を持っているっぽいので、誰もがおかしいルールであったと認識しているのは間違いない。来年から1シーズン制に再度移行するので、この問題は解決しますが、二度と2シーズン制は採用してもらいたくない。


ともかく優勝した鹿島は盛大に喜んでくださいな。