０対０の引き分けで、勝ち点１を得たが、正直言って勝ち点２を失ったといった方がいい。
決勝Ｔ進出に首の皮１枚繋がったという報道が多いけど、まあ無理でしょ。ブラジルにも負けて帰ってくるのがオチじゃないかな。ここ２試合とも勝てる試合を自分達で放棄してちゃアカンわな。圧倒的な実力差があった訳じゃなくて、何とか出来たんじゃないかって、誰もが思ってしまうから、歯痒さばかりが残ってしまう。
試合内容もお寒い。初戦のオーストラリア戦より、点を取ろうという意識は感じられたものの、ゴール前での決定機をなかなか作れず。ロングシュートも打たされていた感じだし。かつ残り１０分で完全に足が止まったのもね〜。ペース配分というか、得点を取れないから、有利に試合を運べなかった。あとは、相手の拙攻にも助けられた。
選手個々でいうと、柳沢・高原・中村の攻撃陣の動きの悪さっていったら酷いものがあった。１対１で抜きにいかず、前に行こうとせずに、パスコースばかり探している。相手にしてみたらそんな攻撃なんぞ怖くないっつーの。リスク背負わないと、チャンスなんて生まれやしない。頼むから総取っ替えしてくれ。
途中で出てきた玉田もダメだ。ゴール前でシュートかパスか分からんキックしとったらアカン。後ろから小笠原がフリーで上がってきてたのにも気付かない。自分で決めるという意識はいいけれど、もっと冷静に判断して欲しかった。
あとは、宮本か。１対１での弱さは昔から言われていたけど、やっぱり国際レベルじゃキツイ。松田とか、トゥーリオとか上背もあって身体的に強くないと、Ｊリーグでは出来てもＷ杯じゃ、あのポジションは務まらない。
川口のスーパーセーブが無かったら負けていただけに、批判されてもいいもんだけど、なぜか彼には批判的な意見は少ないような気がするな。
最後に触れておかないといけないのは、柳沢のシュートか。日本全国がドリフのコントのようにコケたことは間違いない。そりゃないよ〜。どこに蹴っとんねん！ゴールガラ空きやないか！
フランスＷ杯で、当時のエース・城が成田で水をぶっかけられた事がありましたが、今回、同じような状況が柳沢に起こりそうな予感がプンプンいたします。
