２日続けて甲子園ネタで。
新聞を見ていると、何となく早実・斉藤＞駒大苫小牧・田中のような気がします。確かに甲子園という括りの中ではそうだと思うけど、実力的には田中≧斉藤か。
昨年の夏の甲子園、明治神宮野球大会の圧倒的なピッチングが脳裏に焼きついていて、とてもじゃないが同年代の高校生では太刀打ちできへんやろ、って思ってました。松坂以来の再来かと。当然のごとく、今年の春夏甲子園も優勝するんじゃないのって見ていたら、春は引退した先輩の不祥事（飲酒）で出場辞退かつ対外試合も禁止され、監督も辞任だったかな？可哀相な結果に…そんなこんなで練習もままならない、試合勘を積むことが出来ないまま、夏の予選に出たものの、調整不足でストレートに威力が無くなっていた。そりゃそうだ、プロじゃないんだから。高校２年生で１５０ＫＭ近い速球を投げていたのにね。それでも地区予選を勝ち上がり、夏の甲子園に出てみたら、胃腸炎で体調を崩してしまった。
そんな中で、準優勝まで行ったのだから、やっぱり田中は凄いと思う。あのスライダーとフィールディングはプロ行っても通用しそうだし。あとはストレートが元に戻ったら、結構活躍しそうな感じがします。
あと甲子園決勝戦終了後の田中のコメントの中で、「言い訳はしません。持てる自分の力を出し切ったので。」というのがあった。「調子が悪かったので」とか「あの事件がなければ」とか言い訳しない姿勢に年下ながら感心してしまった。何だ、いい奴じゃん。イカツイ顔しているからどんなやつかと思ったけど…田中、プロ行っても頑張れ！
