北京五輪男子サッカー、予選２戦目のナイジェリアに１−２で敗戦、あと１試合を残し予選リーグ敗退が決まった。やっぱり軸となる選手（＝ＯＡ枠）がいないのがキツかったよな。出場している他のチーム、強豪と言われているアルゼンチン、ブラジル、イタリアだって、同じリーグのアメリカ、ナイジェリア、オランダだってＯＡ使って、少なくとも本気でメダル取りに来てる姿勢は見せているのに、日本ときたら…ＪＦＡはこの五輪をどのような位置づけとしていたんだろうか？育成ぐらいにしか考えてなかったんかな。大久保や遠藤が直前になってダメになった誤算があるにせよ、ＪＦＡが本気でメダル取りに行く姿勢を見せて欲しかった。
あと戦術面では、４−５−１のフォーメーションって、得点能力と運動量に優れた攻撃的選手がいないと成り立たないと思うけど、アジアでは通用しても本番では通用しないって。現メンバーを考えるのであれば、勝ち点３を取りにいく戦術ではないよな。攻める姿勢もなかった。その点も含め、やっぱりＯＡ枠の活用が今回のポイントなのは間違いないと思う。遠藤だめなら小笠原（鹿島）とか、大久保だめなら前田（磐田※これはかなり個人的嗜好ですが）とか先手先手でＪＦＡが打たないとダメだった。選手を選ぶ際にＪＦＡのバックアップがないもんな〜。
ＯＡ枠を入れる入れないで揉めた際に、現メンバーはまとまりがあるからＯＡを入れてゴチャゴチャになるのはどうかみたいな意見があり、それを組み入れた形？（本当は違うけど）で結局ＯＡ枠を使わなかったけど、本当に軸になる選手がまったくいなかったのが誤算だわな。この年代で強烈なリーダーシップ取れる奴いないしな。いろんな問題が噴出した今回の五輪となりましたが、どうやって解決していくんだろう？日本サッカーの方向性も含めて検討していかなあかんやろな。
