女子テニスの元世界ランク１位のシャラポワが、今年１月の全豪オープン時に行なわれたドーピング検査において、禁止薬物の陽性反応が出たとのことで、記者会見を実施した。
昨日から記者会見を行う旨リリースをしてたけど、結婚か？引退か？との憶測もあったけど、結果これとはね。
陽性反応が出た薬は、シャラポワが自身の健康上の問題から10年間も飲み続けているメルドニウムであり、ソビエト時代からアスリートの心臓疾患に多く使用された実績があり、血や血流の低下などに効果的であるが、過度に摂取することで運動能力を高めるための成績向上薬にもなるとの指摘がある。今年１月から世界反ドーピング機関（ＷＡＤＡ）が定める禁止物質リストに追加となったが、シャラポワはそれを把握してなかったみたい。
理由が何にせよ、摂取したのは本人なので、何かしらの処分が下されるのは間違いないが、２８歳という年齢を考えると、仮に長期間の出場停止は同時にキャリアの終わりも意味してしまう。どうなる、シャラポワ。
