祝!! 金足農業準優勝

103年ぶりに夏の甲子園決勝の舞台に立った、我が地元秋田県代表金足農業高校


相手は、別名プロ野球養成学校、セミプロ軍団の大阪桐蔭。根尾さん、藤原、柿木等ドラ1候補がいて、その他別のチームで4番張れる選手がずらりスタメンに名を連ねる最強軍団。RPGでいうラスボス相手に、ある種勇者扱いされてしまった金足農業がどこまで戦えるのか・・・金足農業が勝つには豪腕吉田が桐蔭打線を抑えて、少ないチャンスをものにするしかなかった。


しかしながら、初回に大阪桐蔭に3点取られてしまった。その後1点を返して1−3にするも4回に3ラン打たれ、5回に根尾さんに2ランの他6点取られてジ・エンド。結果、2−13で敗戦した。攻撃力・守備力・走塁力・選手層を含め総合的なチーム力が段違いで、さすがラスボスは強かったし強すぎた。負けられないプレッシャーを跳ね除けて有言実行のとおり春夏連覇を達成した大阪桐蔭の選手は褒め称えるしかないでしょう。


吉田の状態が万全だったらいい勝負になったとは思うが、地方大会から含めて一人でマウンド立ち続けてたら、そりゃスタミナ無くなるのは仕方ない。吉田じゃなければここまで来れなかった。誰も吉田を責めることはできないし、せんやろ。


また、印象的なシーンがあって、試合終了後に勝った大阪桐蔭の選手達が吉田のもとへ駆け寄って抱擁している姿にちと感動。万全な状態でないことを分かってたんでしょう。大阪桐蔭の選手はプレーだけでなくて態度も超一流だったということで。


ここまで来たら優勝して欲しかったけど、準優勝でも立派。今年の夏を一番最後まで長く過ごし、一番満喫した高校球児はあなた達です。あなた達のひたむきで全力を尽くすプレーに、秋田県人をはじめ見てる人たちは心奪われました。特にオレは地元なので金農が勝ち上がるたびに嬉しかったし吉田の力投と一生懸命吉田をカバーする他の8人に涙が出た。地元民ばっかりの県立高校だってやれば出来ることが他の高校球児にも励みになったことでしょう。


勝負事なので負けて悔しいだろうけど、堂々と胸を張って秋田に帰ってきてください。地元の誇りです。100回記念大会の主役は、間違いなく金足農業でした。


感動をありがとう。。。