高校サッカー選手権観戦記

ohsugamf102009-01-12

今年の全国高校サッカー選手権決勝、鹿児島城西VS広島皆実の試合を見た。


俺らの高校生の時に比べ、チームもそうだし選手個々のレベルも上がっているような気がします。ただ、この年代で本当にレベルの高い選手は、Jリーグのユースチームに在籍している子らが多いので、高校サッカー選手権全体のレベルは下がっているのかもしれませんが…全日本ユース選手権の方がレベル高いと思います、個人的にはね。


大会前から注目されていた、鹿児島城西の大迫、決勝でも得点を決め、通算10得点となり得点王になるものの、チームは2−3と広島皆実に負けた。



広島皆実は守備がいいので、大迫を抑えられた際の対応をどうするのかなって思ってましたけど、最終的には大迫頼みになってしまったようで…城西は点取られても取り返せばよいというチーム(裏を返せば守備力に難あり)、皆実はまずは守備からというチーム(かといって攻撃力が無いわけではない)、どっちが一発勝負で勝つかといえば、そりゃ守備のチームでしょ。また、チームとしても中盤を支配し主にサイドからの攻撃で相手を切り崩していた。対する城西は中央からの攻撃が多く、単調になってしまったのが敗因か。


しかしながら、皆実の決勝点(3点目)の際の城西のキーパー、ボールをかぶったらあかんわ。ポジショニングがしっかりしてれば失点を防げたな。もったいない。