ブラジルW杯 VSコロンビア戦

自力での決勝トーナメントは消滅しているが、今日の試合に勝って、かつ一方の試合結果によっては先に進める可能性があった日本代表ですが、コロンビア相手に1−4で負け終戦となりました。1分2敗の勝ち点1という結果に終わり、ホンマにドイツW杯の時と一緒の状態になってしまった。


コロンビアは既に決勝トーナメント進出を決めており、メンバーを大幅に変えて試合に望んできた。ほぼ2軍だわな。試合開始直後から主導権を握りつつあったものの、ペナルティエリア内で今野が相手を倒しPKを献上。そこから流れが向こうにいってしまったものの、前半アディショナルタイムに岡崎が点を決めて同点となる。


いい流れで終わって後半に繋がればええな〜と思ってましたが、運動量が激落ち。コロンビアが先に追加点を取って集中力も切れてしまった。これじゃどうやっても勝てないわ。しかも試合途中で怪我した訳でもないのに最年長出場を達成させたいがためにGKも交代された事実は、W杯という一番大きな大会でやられたことは、日本サッカー最大の屈辱以外の何者でもない。


このような散々たる結果になってしまった原因はどこにあるのか・・・自分たちのサッカーをすればいい勝負になると散々言っていたが、自分たちのサッカーをする土台、選手のコンディションがあまりにも悪すぎた。完全に調整失敗だね。他国はハードワーク出来たのに日本だけ3試合とも全然出来てない。キャンプ地選びがダメだったんじゃないかという懸念。



更にはパスサッカーに固辞しすぎて他の戦術を全く用意できていなかったこと。前回王者のスペインばりの実力なり能力もないのにね〜要は自分たちの力を過信しすぎたんでしょう。親善試合でボコボコにやられても本番では出来ると。普段出来へんことは本番でも出来ないし、本番では相手だって力の入れ合いも違ってくるのに何故に出来ると思ったのか。


んでもってザックの采配なりマネジメント能力。本番で試したこともないパワープレーをした時は、だったらそういう選手を入れとけと誰もが思ったことでしょう。かつ、海外組を偏重し、かつレギュラーを固定しすぎてチーム内に競争を生ますことがない土壌も問題だったかと。守備崩壊した際ですら吉田がずっとレギュラーで出続けるのもあり得ん。


上手くいかんかった原因は他にも色々とあるとは思うけど、勝負の世界にたらればはない。結果がすべて。仮に自分たちのやりたいサッカーが出来ても勝たないと評価も上がらん。やっぱり勝ちに拘るサッカーをして欲しかった。


次回のロシアW杯に向けて、敗因をきちんと分析し、必ず今回の借りを返してもらいたい。負けた事よりGK交代も方がマジでショック大きい・・・