ドーハの歓喜

1993年にW杯初出場を逃し悔し涙を流した地で歓喜が起きた。

 

サッカーW杯日本VSドイツ戦が行われ、下馬評を覆し日本が2−1で勝利し、幸先の良いというかこれ以上ないスタートを切った。試合序盤は良かったが、徐々にドイツペースとなり好き放題やられてしまい、前半33分にGK権田のファウルからPKを取られて先制点を献上。その後も何とか耐えしのぎハーフタイムへ。

 

後半になって日本は4バックから3バックにシステム変更。これが見事にハマり徐々に防戦一方状態から互角の戦いへ持っていく。途中ドイツに大チャンスを作られるもGK権田のスーパセーブや守備陣が体を張って追加点を阻止。

 

守備陣の奮闘に攻撃陣が応え後半30分に途中交代の堂安が同点ゴール、その8分後にこれまた途中交代の浅野が逆転弾。そのまま逃げ切り勝ち点3を獲得。

 

前半の内容からドイツに勝つとは正直思わんかったし、先制点取られたら弱い日本が逆転勝ちするわ、迷監督と言われた森保の名采配ぶりたるや、やることなすこと見事にハマった。ハマったのも森保と選手が心折れずに頑張った結果。リスク犯しても点を取りに行く姿勢が感動的すらあった。今まで見たことなかったし、本番まで隠していたとしたら森保は相当な策士やわ。

 

試合後に森保が言ってたけど、一喜一憂せず次のVSコスタリカ戦に向けて良い準備をして欲しい。ドイツに勝つことが目的ではなく、ベスト8に入ることが目標なので。

 

ただ、今日だけは喜びに浸りたい。2日続けでジャイアントキリング。素晴らしい試合だった。ありがとう日本代表。